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山スキーの記録1999

会津駒ヶ岳

尾根の途中から燧を望む
尾根の途中から燧を望む

行動日  '99/4月上旬
滝沢口−集合アンテナ−会津駒ヶ岳山頂−駒ノ小屋−大津岐峠-キリンテ沢−キリンテ
会津駒頂上から眺めるルート図

7:20 滝沢口出発
   夜は晴れて寒かったので、アイスバーンがいやなので出発を遅らせた。 天候は快晴。登山口は0.5〜1m程の積雪、雪質はアイスバーン。 昨年は最初の急登で苦労したので、最初はつぼ足で行くことにし、スキーを担いで歩く。林道から離れ、谷を直登する。 固い雪面のため歩きやすい。 林道と合流した。 夏道の尾根は雪がほとんどなさそうなので、夏道をやめ、再度谷を直登する。 テレビアンテナの所までは意外とすぐ着いた。 ちょっと休んでいると10m程離れた所にある木に何か白い物が動いている。 良く見ると、真っ白なオコジョだった。 カメラを構える間も無く、私の前3m程を走り去っていった。
シールを付け、スキーを履き歩くことにする。 しかし、雪が固く、滑ってうまく歩けない。 20〜30m程登って、シール登高をあきらめ、つぼ足に切り替える。 標高1500m程に来ると新雪(5cm程)になり、シール登高に切り替える。 天候は非常に良く、頂上から大戸沢へのびる稜線がきれいに見えてきた。 南には燧ヶ岳がきれいに見えていた。 どんどん歩き、会津駒全景が見えるようになる。 駒の小屋はパスし、直接頂上へ登ることにする。 アイスバーンが緩んだ最後の斜面は登りやすかった。

10:20 会津駒ヶ岳山頂
   歩きはじめて3時間で頂上へ到着した。最近は3連続で頂上を踏めない山スキーが続いたため、やはりうれしい。昨年は4時間ぐらいかかったような記憶があるので、今回はつぼ足で歩いたのが功を奏したようだ。頂上からの眺めはすばらしいの一言だ。日光連山、日光白根、燧、至仏、武尊、平ヶ岳、越後3山、守門、浅草、会津朝日等が見え、遠くは飯豊、磐梯山等も見えた。あまりに天気が良いので、写真を撮りまくり、36枚撮りを撮り切ってしまった。頂上の標識は80cm程見えており、標識の「会津」が見えている状態だった。昨年は1週間前だったが、標識の上しか見えていなかったため、今年もそれほど雪が多いという訳では無さそうだ。大戸沢方面も中々そそられたが、今回はキリンテへ降りることにする。

10:50 滑降開始
   ビンディングをしめ、シールを外し、滑降の準備をした。気合を入れ滑り出す。軽いザラメで滑りやすい。燧を正面に見て、感動の滑降である。ボードを担いだ人のわきを通りすぎた。なお、私が会った登山者は10人(スキー6人、テレマーク1人、ボード2人、つぼ足1人)である。あっという間に駒の小屋へ到着した。小屋の端から大津岐峠への道を覗いた。雪庇がすごく、幅5m程の雪庇の上を滑らなければならない。桧枝岐側は高さ10m程の垂壁になっている。覚悟して飛び出した。雪庇上は新雪がずいぶん積もっており、滑りやすい。大した苦労も無く、デコボコの雪庇を乗り越え、鞍部まで到着した。シールを再度装着し、歩き続ける。途中、雪庇が小さくなっているため、スキーを外し担ぎ、西側の斜面をトラバースした。10分程歩き、広い雪庇上に戻った。スキーを履き、写真を撮ろうとカメラを探すと、無い!!スキーを外した所に置き忘れたようだ。スキーを置き、引き返した。なんとかカメラを回収し。再度、トラバースした。20分程ロスしてしまった。スキーを履き、広い雪庇上をシール歩行する。正面に燧ヶ岳が見え、非常に気持ちが良い尾根だ。

12:00 大津岐峠(キリンテ分岐)
   分岐に到着し、一休みする。 会津駒が意外と遠く見える。そのかわり燧ヶ岳がずいぶんと近くなった。 滑降に備え、再度シールを外し、ビンディングをしめる。 本日最後の滑降開始である。 最初は緩い尾根を快調に飛ばす。 雪質はちょっと重いザラメになっていた。 ぶなの森の尾根がどこまでも続く。 1754mの峰を南から巻き、キリンテ沢の谷が見えるようになる。 今回は夏道沿いでは無く、キリンテ沢を降りることにする。 雪庇の間を抜けキリンテ沢への急斜面を下る。 急だが、良いザラメであり、木の間隔も広いため、気持ち良く滑れる。 トラバースと滑降を繰り返し、どんどん高度を落とす。 結局、谷底を滑ることにする。 途中で3m程の滝があり、降りるのに苦労した。 沢の水が見えるようになり、山腹をトラバース気味に降りる。 小さい沢をスキーを履いたまま渡った。 国道が見えてきた所で、スキーを担いで12:50にキリンテに到着した。 キリンテから20分程歩いた所で車に乗せてもらい滝沢口に到着した。

   桧枝岐で「駒の湯」に入り、そばを食い帰ってきた。 なお、何故か人が少なく、「駒の湯」も一人占め、そば屋も客は私一人だった。

感想
   やはり、会津駒は良い山だった。 昨年は登りはシール歩行で苦しみ、下りはザラメ雪で苦しんだが、 今年は登りはつぼ足、下りは快適なザラメで快調に滑れた。 また、近いというのも良い。一般道経由3時間程で着いた。 乗鞍岳は帰りに8時間(高速を使用)かかったことを考えると、改めて桧枝岐村の近さを実感した。 今度は大戸沢や三岩への縦走路を滑ってみたいものだ。

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1998会津駒ヶ岳山スキー
オススメの山会津駒

オコジョの木
この木からオコジョが出てきました。

大戸沢方面
大戸沢方面

会津駒頂上
会津駒頂上

頂上より燧を望む
頂上より燧を望む。大津岐山が見えている。

越後3山をバックに
越後3山をバックに。下が頂上の標識

大津岐への道から会津駒を振り返る
大津岐への道から会津駒を振り返る。 雪庇が大きい。

キリンテへ向かう尾根
キリンテへ向かう尾根。左側の谷がキリンテ沢

キリンテ沢への急斜面を滑る
キリンテ沢への急斜面を滑る。ぶなの森だった。

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