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山スキーの記録2000

八幡平


八幡平茶臼岳より望む
茶臼岳山頂より前山の尾根を見下ろす。右遠方は岩手山。

行動日  1999/12/31〜2000/1/2
コース: 八幡平スキー場-大黒森-恵比寿森-茶臼岳-(滑降)-御在所温泉
           日帰り、12/31:2回、1/1:1回、1/2:2回
           コースマップはここをクリック 62kB
           追加写真はここ。

   今シーズンの山スキー滑り初めとして八幡平へ行った。 コースはリフトで楽に標高を稼げる八幡平スキー場から茶臼岳を選んだ。 3日間で5回滑降を行い、八幡平を満喫した。


1999/12/31

   本日は快晴だ。御在所温泉の駐車場から樅山の尾根が良く見える。 朝8:30のリフト運転にちょっと遅れて出発した。 スキー場を滑らず、茶臼へ向かうことにする。 第3リフトを下りたところでシールをつけた。 大黒森の頂上はちょっと石が出ていた。 そこからは、びっくりした事に圧雪車がはいっており、恵比寿森まで圧雪されているのが一望に見えた。 鞍部までシールをつけたまま滑る。 恵比寿森へはちょっとした登りだった。 圧雪車はいくつか潅木をなぎ倒している。こんなことをして良いのだろうかと疑問を持つ。 途中でボーダーを何人か抜いた。 空荷でボードを手で担いで登っている人がいて驚く。 恵比寿森から先は圧雪車が入っていないが、森が切り開かれている。 切り開きの中を滑り、鞍部から最後の登りをがんばった。 左右の木々にツアー標識がついており、道を間違える恐れはない。 歩きはじめて40分程で茶臼山荘に到着した。 小屋の中をのぞいて、頂上へ向かった。 頂上部は切り開きがなく、木々が雪の小山になっており歩きにくい。 スキー操作が難しい所だった。 頂上へは小屋から5分程で到着した。 頂上からの展望はすばらしい。 安比スキー場の前森、西森山から八幡平スキー場そして八幡平頂上、そして岩手山まで続く山並みが一望に見えた。 八幡平頂上方面は樹氷になっている様子が観測された。 安比までのツアーを考えていたが、樹氷があまり見られないため今回は止めにする。 頂上でボーダー等と談話する。
  本日の滑降はまだ誰も行っていないようなので一番のりを目指して、すぐ準備をして滑降にかかった。 南側には岩があり滑れないので、東側の斜面に横滑りで下り、そのまま斜滑降で南東斜面に滑り出し、南東斜面を鞍部まで滑った。 雪は固く、ここ数日間は積雪が無い様子である。 前山には登らず、斜滑降で前山の尾根に取り付いた。 そのまま、尾根を滑り降りる。 スキー場から見た通り、尾根にはほとんど木々が生えていないため何処でも滑れる。 但し、北側はガケになっており、注意が必要である。 ちょっと固い春の雪のような斜面を飛ばして滑り降りた。 最後は急斜面になっており、50度ぐらいの斜面を横滑りでかわし、恵比寿沢沿いの道路に出た。 それから冬期通行止の道路を滑り、八幡平スキー場下の御在所温泉へ到着した。
  まだ、天気がそれほど悪くなっていないので2回目の滑降を目指してリフトを乗り継いだ。 リフト頂上で安比までツアーをするという山スキーヤーとしばし談話した。 大黒森の頂上ではシールをつけず、鞍部まで滑り降りた。この方が早いと思う。鞍部でシールを付け、先ほどと同様に登った。 茶臼山荘に寄ったら、中では10人程が休んでいた。 中の一人は目白カラファテの中根氏そっくりだった。(本人かな?) 昼飯を食べ、暖をとった。 頂上へは東側の木が少ない方から取り付いた方が楽に登れると分かった。 頂上に到着する頃には天気が悪くなっており、あまり休まずに滑降することにする。 今度は樅山の尾根から滑る事とし、前山の斜面をトラバースした。 滑りはじめは木が少なかったが、途中から木々が多くなり滑りにくかった。 どうもトラバースが足りなかったようだ。 途中から南方面にトラバースし、木々が少ない斜面を滑り、先程とほぼ同位置の恵比寿沢沿いの道路に出た。そこからスキー場へ戻った。 時間を確認したらまだ13時だった。 天候は曇りから雪に変っており、山の天気の変わり易さを実感する。 リフト券(回数券)も7回分残っていたため、まだ滑っていない八幡平スキー場を回数券が無くなるまで滑って本日の滑走を終わりとした。
   当日は八幡平ユースホステルに宿泊した。ここはスキー場から滑り込む事が出来、非常に便の良い位置にある。 料金は正月料金で5700円程だった。(2食付き) 2段ベッドの8人部屋に4人が宿泊し、交わす言葉も少なくすぐに寝てしまった。 食事はご飯を中心にしたメニューで(^_^;、あまり期待しないようが良い。 宿には各方面のツアー記録、情報があった。参考になる。


2000/1/1

天気は曇り、時々雪で、昨日の雪は15cm程のようだ。 最初は5回程ゲレンデに残るパウダーを滑ってから、茶臼へ向かった。 昨日の2回目と同じような天気で、見晴らしはそれ程良くない。 山頂から鞍部へ滑り出したが、固雪の上に新雪がのっているので不安定である。 今回は前山山頂から滑る事にし、鞍部でシールをつける。 シール歩行でほとんど登りの無い尾根を歩き、前山山頂に到着した。 シールを外し、滑降にかかる。 最初はちょっと急斜面であるため北方面に斜滑降で滑り出した。 滑りの感覚がちょっと変だ。 雪面を見ると亀裂が入っている。 一瞬の後に亀裂は横に伸び3〜4m程の長さになった。 表層雪崩だ。焦ってほとんど直滑降で左の木々が生えた尾根に逃げた。 雪崩はそれほど大きくならず、長さ15m程で止まった。 昨日降った雪が雪崩になったようだ。 厚さ15cm程だから巻き込まれても問題ないと思うが、今日の雪は不安定だと再確認する。 木々が生えていて斜度が緩い所を選び、あまり止まらないように滑った。 なんとか恵比寿沢沿いの道路に到着した。 スキー場に戻ってからはゲレンデだけを滑っていたが、雪も連続的に降ってきたので、13時にはスキーを終えた。昼のうちはずっと雪が降っていたようである。


2000/1/2

   天気は晴れ、時々曇りであった。 昨日の雪は20cm程のようだ。 最初は4回程ゲレンデに残るパウダーを滑ってから、茶臼へ向かった。 50分程歩いて頂上へ到着した。 頂上では昨日会ったボーダー4人組と、一昨日会った盛岡のボーダーと一緒だった。 頂上へ来る人はいつも同じかと思ったりする。 早速、準備し滑走一番乗りとさせてもらう。 雪は思ったより深く、膝上だった。どうも昨日は風が強かったのだろう。 尾根では吹きだまりがあり、非常に気持ちが良い滑走を楽しめた。 これぞパウダーの八幡平という感じがした。 気持ち良い斜面の先に何故かジャンプ台があり、せっかくだから飛んだ。 着地に失敗してこけたが、気持ち良い深雪であった。 茶臼岳頂上を見返すと、尾根にくっきり私のシュプールだけがついている。 しばしシュプールを眺め、自己陶酔の世界にひたった。 そこからは前山の登るのをやめ、斜滑降で前山からの尾根に出て滑った。 こちらもスピードを出して滑ったので、スキーが「浮き」非常に楽しく滑れた。 尾根の下の方になってもパウダーは続き、道路まで楽しく滑れた。 本日は帰省するため、頂上往復は1本で済ますつもりだったが、あまりにすばらしいのでもう一本滑る事にした。
再度、シールをつけ、茶臼頂上へ到着した。 途中では、つぼ足のボーダーやゲレンデスキーヤーを沢山抜いた。 私の山スキーを見て「そんなのがあるんですか?」とか「テレマークは良いですね」というスキーヤーが多かった。山スキーはそんなに一般的じゃないのだろうか? しかし、多くの人が荷物も持たず茶臼岳から滑ろうとしており、私にはちょっと無謀に思えた。 頂上には沢山の人がいて、斜面にはシュプールが沢山ついていた。 しかし、シュプールが無い斜面も残っており、そこを滑って楽しんだ。 今回は前山の頂上から滑る事にした。 つぼ足でラッセルの跡があり、前山まではシールをつけずになんとか到着できた。 昨日の雪崩の跡を避けるように尾根の先端から滑り出した。 何人も滑ったためか、ここはちょっと重い雪になっていた。 この頃には天候は曇りになっており、視界は100m程であった。 滑り出して下の方に滑りすぎたようで、ちょっと左の尾根に出るようにトラバースしてから再度滑った。 先ほどの自分のシュプールをたどるようにして車道に到着した。


  まだ、時間が早かったが長い先を思いスキー場を後にした。 松川温泉松川荘の温泉に入り汗を流し、西根ICから東北道にのって、日立に帰ってきた。 松川温泉を15:30に出て、日立には20:30に着いたので、意外と八幡平も近いと思った。(高速に雪が無ければですが・・)距離は480km程度であった。

   今回は前半はパウダーに恵まれなかったが、 後半は八幡平のパウダーを楽しむ事ができた。 天気も良く、地形が把握できたため、写真を良く見て違うコースからチャレンジしてみたいと思う。

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八幡平スキー場上部より茶臼岳を望む
八幡平スキー場上部より茶臼岳を望む

茶臼岳にて。岩手山をバックに
茶臼岳にて。岩手山をバックに

茶臼岳直下のシュプール
茶臼岳直下のシュプール。何故かジャンプ台がある。

前山直下より茶臼を振り返る
前山直下より茶臼を望む

前山の尾根下部。パウダーが続く
前山の尾根下部。潅木の中、パウダーが続く

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