chibaの山と山スキー  Home > 山スキー  > 鳥海山

山スキーの記録1999

鳥海山


祓川から鳥海山頂を望む
祓川から鳥海山頂部を望む

行動日  1999/5/30
コース: 祓川コースから鳥海山往復

   今シーズンの滑り納めとして鳥海山へ行ってきた。 コースは最も雪が多いと思われる鳥海北面祓川コースとした。 ザラメの大斜面を堪能することができた。

   夜のうちに登山口(祓川登山口)に到着した。 夜は満月で、鳥海山の雪が月光に照らされ青白く光っていた。 十分雪がある事に満足し寝た。 朝、起きると意外に天気が悪かった。 標高1400m以上が雲に隠れている。 行けるところまでと思い出発する。
7:40  出発
湿原の木道を越えるともう雪の斜面だった。 富士山では谷沿いにしか雪が無かったが、ここは雪の斜面に所々潅木の島がある、という感じだ。 とても5月末の山とは思えない雪の量だ。 雪がしまっているので、スキーを担ぎつぼ足で登る。 ちょっと登ると大きく雪が割れている所が2、3個所あった。 積雪は4〜5mはあるように見える。 まだ当分スキーができそうだ。 最初はキリの中の歩行だったが、途中で雨まで降ってきた。 視界が無く、潅木の島に惑わされながら、避難小屋に到着した。 ちょっと休み、登り続けた。 斜面が広くなり、キリの中どう登ってよいのか迷う。 先行者のトレースをたどり、急な雪の斜面を登ると、頂上(七高山)だった。

10:10  頂上着
  天候は霧で何も見えない。風が強く、西側のガケには5月末だと言うのに霧氷がついていた。 鳥海山は燧ヶ岳を除けば東北一の高さで、周囲の山が色々見えるはずだが、全く展望がない。 時たま雲が薄くなり一瞬周りの景色が見えた。東斜面は雪の大斜面になっている。西にはすぐそばに新山がそびえていた。しかし、一瞬で隠れてしまった。 天候が悪いので新山の往復はあきらめた。 後から登ってきた地元の登山者と雑談して時間をつぶしたが、晴れる気配はない。 天気予報では天気は回復するはずだが、待ちきれないので滑走することに決める。

10:55  滑走開始
  頂上からちょっと下った所でスキーを付け、最初は東へ滑る。 意外と斜度があるが、固いザラメで滑りやすい。 あまり滑りすぎると戻れなくなるので、途中から北へ斜滑降した。 雲が薄くなってきたようで、下の方まで見通せるようになった。 登ってくる人の脇をどんどん滑る。 キリで温度が上がらないためか、下っても雪質の変化はそれ程感じない。 気持ちの良いザラメがどこまでも続く。 あっという間に避難小屋までついてしまった。 登りは避難小屋の右(上から見て)から登ってきたが、 左の方が面白いと聞いたので左へ滑り込んだ。 右の方は雪の割れがあったが、左の方はほとんど割れがなかった。 ちょっと氷化気味の雪になってきたので、強い荷重で滑るようにする。 雪がきれる所は突然で、前方には背丈の倍はある密なヤブが広がっている。 とてもこのヤブを越えれそうにないので、周りを見渡すと、 右のヤブの中に夏道がついてた。 夏道を5m程歩くと隣の斜面に出ることが出来た。 再度スキーを装着し、登山口へ滑り込んだ。

11:25  登山口着
下山してスキーを外すと、後ろが明るいことに気づいた。 振り返ると、雲が切れ、青空の下に鳥海山が見えていた。 あと30分滑走開始を遅くしていればと悔やまれる。 あまりに天気が良いので、1時間程周りの景色を写真に撮って過ごした。 快晴の下、新緑と残雪が眩しかった。 あとはひたすらドライブして帰ってきた。しかし、鳥海は遠かった。 距離は450km,6時間半かかった。高速に乗るまでが長かった・・・

   今回は残念ながら、「私は」天候には恵まれなかったが、 大斜面でのザラメ雪を堪能することが出来た。 鳥海山に病み付きになる人がいる訳もわかる気がした。 再度、違うコースからチャレンジしてみたいと思う。

  山スキーのページへ

鳥海山頂上より東側を望む
頂上で一瞬晴れる。

新山を望む
新山を望む

霧の中、滑る人
滑る人。私が滑る時もこんな天気だった。

頂上を見上げる
途中から頂上部を見上げる。左側尾根の頂上部が避難小屋

祓川から鳥海山頂を望む
滑り終えて頂上を見返ると、何と晴れていた。

新緑がきれい
新緑がきれいだった。

融雪池と鳥海山
雪融けの前に森は新緑になる。雪解けで出現した池。

水芭蕉と鳥海山
水芭蕉と鳥海山

鳥海山遠景。北方より望む
鳥海山遠景。北方より望む。大きな山だ。

トップ   山歩き   山スキー   オススメの山   更新記録   私は誰   掲示板

chibaの山と山スキー  tomo@chiba3.com